AI議事録取れる君の料金は実質いくら?超過込み実効単価で比較
AI仕事術の教科書 / 記事

AI議事録取れる君の料金は実質いくら?超過込み実効単価で比較

「AI議事録取れる君って結局いくらかかるのか」——この疑問に先に答えます。2026年8月時点の最安は「お試しプラン」月額1,380円(税抜)/1,518円(税込)で月3時間まで。旧「Personal 月額980円」は値上げ・改称済みで、公式サイト内にも旧価格が残っているため混乱が起きています(gijirokukun.com/alm.ne.jp 2026年8月確認)。

そして最重要なのは、月額ではなく超過従量課金を含めた実効1時間単価です。お試しプランの超過は1分22円(税込)=1時間1,320円。定額内なら約506円/時と全プラン中最安なのに、3時間を1分でも超えた瞬間に単価が約2.6倍に跳ねます。計算すると月6.7時間を超えたらEnterpriseP-10(6,380円税込/10時間)に切り替えるのが正解です。

この記事では、自社の月間会議時間から最適プランを逆算するシミュレーター、他ツールとの実効コスト比較表、7日間トライアルで必ず潰すべき9項目チェックリストまでを一本で完結させます。

ポイント

判断の順番は「①直近1か月の実収録時間を実測 → ②損益分岐点に当てはめてプラン決定 → ③トライアルで制約(Teams法人アカウント要件・話者識別・情シス要件)を潰す」の3ステップです。

結論:まず何をすべきか?自社の月間収録時間を測ることです

結論は、機能比較より先に「直近1か月の実収録時間」を分単位で測ることです。AI議事録取れる君の料金体系は超過従量課金型で、収録時間がプラン選びの唯一の決定変数になるからです。

公式サイト(gijirokukun.com/2026年8月確認)の料金は次のとおりです。

プラン月額(税込)含まれる収録時間超過料金(税込)
お試しプラン1,518円(税抜1,380円)3時間/月1分22円=1時間1,320円
EnterpriseP-106,380円(税抜5,800円)10時間/月1時間880円
EnterpriseP-10051,700円(税抜47,000円)100時間/月1時間880円

ここから定額内の実効1時間単価(税込月額÷含有時間)を算出すると、お試し約506円/時、EnterpriseP-10が638円/時、EnterpriseP-100が517円/時です。見出し価格だけ見れば最安プランが有利ですが、超過単価では最安プランが最も高くなります。この反転構造が判断の核心です。

収録時間の数え方を間違えない

収録時間は「会議の本数」ではなく「実際に録音した実時間の合計」です。

開始したまま閉じ忘れた録音、雑談込みの延長、事前の音声チェックもすべて時間に加算されます。カレンダー上の予定時間ではなく、実際の録音実績で数えてください。この誤差が数時間出ると、プラン判断がまるごと狂います。

無料で使い続けたい人はこの時点で分岐

AI議事録取れる君に継続利用できる無料プランは存在しません。あるのは7日間の無料トライアルのみで、クレジットカード登録が必要なパターンもあります。

月に数回・短時間しか使わず、恒久的に無料で回したい人は、月120分の無料枠を持つNottaなど別ツールを検討したほうが合理的です。詳しくは後半の比較表で扱います。

注意

契約前に必ず gijirokukun.com の最新料金ページを確認してください。同社コーポレートサイト alm.ne.jp/gijiroku/ には旧価格「Personal ¥980・超過1分あたり20円」が、gijirokukun.com のヘルプ配下ページのタイトルにも「月額980円(税別)」が残存しています(2026年8月実地確認)。旧価格を前提に稟議書を書くと差し戻しになります。

なぜ議事録ツールの検討でつまずくのか?原因は「時間の見積もり」

なぜ議事録ツールの検討でつまずくのか?原因は「時間の見積もり」

結論として、検討がつまずく最大の原因は、自社の議事録作業量と収録時間を誰も数値で把握していないことです。感覚で選ぶと必ず超過課金で想定外の請求が来ます。

原因1:議事録作業の負担が可視化されていない

キヤノンマーケティングジャパン株式会社のプレスリリース(2023年2月21日発表/2022年12月16〜20日調査・全国20〜59歳のビジネスパーソン1,000名、うち過去1年以内に議事録を作成した735名を分析)によると、議事録を作成するビジネスパーソンは年間319.6時間(週平均6.13時間)を議事録作成に費やしています。20代に限ると週8.46時間です。

議事録作成に負担を感じている人は67.2%、AIサポートツールの利用を希望する人は72.6%。一方で、実際に議事録業務でDXが進んでいる現場はわずか1.4%にとどまります。(キヤノンマーケティングジャパン株式会社 2023年2月21日発表)

希望72.6%に対して導入済み1.4%という差が、まさに「検討が進まない」現実を示しています。

原因2:料金表の「月額」しか見ていない

多くの紹介記事は月額と含有時間しか載せません。しかし実際の請求額は「月額+超過分」で決まります。

週1回60分の定例だけでも月4時間。お試しプランなら1,518円+(1時間×1,320円)=5,838円です。一方EnterpriseP-10は6,380円で10時間使えます。差額542円で残り6時間の余裕が買える計算になり、月4時間の時点ですでに判断が微妙になります。

原因3:価格情報そのものが混乱している

前述のとおり、公式ドメイン間で新旧価格が併存しています。上位表示されている紹介記事の多くも旧価格「月額980円」のままです。

検討担当者が複数の記事を読むほど数字が食い違い、意思決定が止まります。一次情報は gijirokukun.com の料金ページ、確認日を必ず記録してください。

補足

公共部門でも状況は同じです。スマート自治体研究会「議事録作成事務に関する調査結果」(令和元年12月/山梨県公開資料)では、9自治体の年間議事録作成件数2,412件に対し、1件あたり平均約3時間の作業時間を要していると報告されています。

原因別の見分け方|自社がどのパターンかを3分で判定

結論は、「月間収録時間」「無料希望の有無」「情シス審査の有無」の3問で、自社の検討タイプはほぼ確定するということです。順に判定してください。

判定1:月間収録時間はどのレンジか

月間収録時間判定次に読むべき節
3時間以内お試しプランで完結損益分岐シミュレーター
3〜6.7時間お試しプランで超過発生。要試算損益分岐シミュレーター
6.7〜61.5時間EnterpriseP-10が最適損益分岐シミュレーター
61.5時間超EnterpriseP-100が最適損益分岐シミュレーター

判定2:無料で使い続けたいか

「無料で使いたい」が譲れない条件なら、AI議事録取れる君は候補から外れます。7日間トライアルのみで恒久無料枠がないためです。

この場合は月120分の無料枠があるNottaなどが選択肢になります(2026年7月時点・各社公表値)。逆に「月数千円は出せるが精度と要約品質が欲しい」なら本命候補として検討する価値があります。

判定3:情シス審査を通す必要があるか

社内稟議でセキュリティ要件を問われる場合、ISO/IEC 27001認証(株式会社ALMが2023年10月27日取得)とデータのAI学習不使用が回答の軸になります。

公式サイトには、データ暗号化・通信暗号化、多要素認証、監査ログ、IPアドレス制限、シングルサインオン対応が明記されています。ただし各機能がどのプランで利用可能かは公開情報だけでは整理されていないため、後述のチェックリストで見積時に確認してください。

ポイント

3問すべてに答えられない状態で商談に入ると、営業側の提案ペースで決まります。特に判定1の実測値は、自社でしか用意できない最強の交渉材料です。

AI議事録取れる君の料金はいくら?月間会議時間から逆算する損益分岐シミュレーター

結論は、月6.7時間がお試しプランとEnterpriseP-10の分岐点、月61.5時間がEnterpriseP-10とEnterpriseP-100の分岐点です。ここを超えたら迷わず上位プランに切り替えてください。

計算式を明示する

月間請求額は次の式で計算できます(いずれも税込/公式料金からの独自算出)。

  1. お試しプラン = 1,518円 + max(0, 月間収録分 − 180分) × 22円
  2. EnterpriseP-10 = 6,380円 + max(0, 月間収録時間 − 10時間) × 880円
  3. EnterpriseP-100 = 51,700円 + max(0, 月間収録時間 − 100時間) × 880円

分岐点を解く

式①と式②が等しくなる収録時間 h を求めます。

1,518 + (h − 3) × 1,320 = 6,380 → (h − 3) × 1,320 = 4,862 → h − 3 ≒ 3.68 → h ≒ 6.7時間

同様に式②と式③では、6,380 + (h − 10) × 880 = 51,700 → (h − 10) ≒ 51.5 → h ≒ 61.5時間となります。

つまり判断はこうなります。

  • 月3時間以内 → お試しプラン(実効506円/時で全プラン中最安)
  • 月3時間超 → 1時間ごとに1,320円加算、単価が約2.6倍に跳ねる
  • 月6.7時間超 → EnterpriseP-10へ切替が正解
  • 月61.5時間超 → EnterpriseP-100が正解

3パターンの具体ケースで検算する

ケース月間収録時間お試しプランEnterpriseP-10推奨
週1回60分の定例のみ4時間5,838円6,380円微差。増加見込みならEP-10
週3回・各60分の商談12時間13,398円8,140円EnterpriseP-10
全社導入10名・各3時間30時間37,158円23,980円EnterpriseP-10

週1回定例のケースは差額542円で残り6時間の余力が付くため、来期に会議が増える見込みがあるならEnterpriseP-10が実質的に有利です。週3回商談のケースでは、お試しプランを使い続けると年間で6万円以上の損失になります。

注意

収録分は「録音した実時間」であり会議数ではありません。録音停止し忘れによる超過は請求対象です。運用ルールとして「会議終了と同時に停止」を明文化し、月次で実績分数を確認してください。

デメリットは何?導入前に効く5つの落とし穴

結論として、AI議事録取れる君の主なデメリットは「超過単価の高さ」「恒久無料枠なし」「Teams連携の法人アカウント制約」「専用アプリ非提供」「対面会議のマイク構成依存」の5点です。順に見ていきます。

デメリット1:超過単価が最も高い

前節のとおり、お試しプランの超過は1時間1,320円で、定額内単価506円/時の約2.6倍です。EnterpriseP-10の超過880円と比べても高額です。

見出し価格の安さに引かれて最安プランで契約し、実際は毎月超過している——という状態が最も損をします。

デメリット2:継続利用できる無料プランがない

無料は7日間トライアルのみです。クレジットカード登録が必要なパターンもあるため、解約忘れによる意図しない課金に注意してください。トライアル開始日と終了日をカレンダーに登録しておくのが確実です。

デメリット3:実ユーザーが挙げる制約

BOXIL SaaSのユーザーレビュー(14件・平均4.36/5.0/2026年時点)では、高評価の一方で次の不満点が挙がっています。

「Teamsは法人向けアカウントしか連携できない」「文字起こしで誤字や脱字が出る頻度が高い」「アプリ版が欲しい」「特殊なアクセントや発音の認識精度」(BOXIL SaaS AI議事録取れる君 ユーザーレビュー)

特にTeamsの法人アカウント要件は、個人事業主やフリーランスにとって致命的になり得ます。契約前に自社のTeams契約形態を必ず確認してください。

デメリット4:専用スマホアプリがない

2024年8月にスマートフォン・タブレットのブラウザ利用に対応しましたが、専用ネイティブアプリは提供されていません。外出先での録音を主用途にする場合、ブラウザ運用で足りるかをトライアルで検証する必要があります。

デメリット5:対面会議の話者識別はマイク構成次第

株式会社ALMのプレスリリース(2024年4月12日)によると、自動話者識別はハイブリッド会議や複数人での対面会議にも対応しました。従来はオンラインミーティングとファイルインポート時に限られていた機能です。

ただし専用ボイスレコーダーの提供はなく、収音はPC・スマホ・外部マイクに依存します。1本のマイクを会議室で複数人が共有する構成では、話者識別が期待どおりに機能しない可能性があります

注意

対面会議での導入を前提にするなら、トライアル中に「実際の会議室・実際のマイク配置」で必ず検証してください。静かな個室で1人が試して精度を判断すると、本番環境で結果が変わります。

評判は実際どうか?口コミと機能アップデートから読む

結論は、BOXIL SaaSで14件・平均4.36/5.0と評価は高く、精度とコスパへの評価が中心。不満は連携条件と誤字、アプリ非提供に集中しています。

評価されている点

上位で共通して挙がる評価は「文字起こしの精度が高い」「価格が安い」「議事録作成の工数が減った」の3点です。AI自動要約により1時間の会議を約1分で要約できる点が主要な訴求になっています。

第三者からの評価としては、「AIsmiley AI PRODUCTS AWARD 2025 Spring」議事録作成AI部門の受賞(2025年4月)があります。導入実績は1,500社を突破しています(株式会社ALM プレスリリース)。

直近のアップデートで改善された点

口コミには時期の古いものも含まれるため、直近の機能強化と合わせて読む必要があります。

  • 要約機能の大幅アップデート(2025年2月):議題別要約が文字起こし全体を踏まえた具体的な内容を出力するよう改善。会議中のQ&Aを自動抽出し、AIが課題と判断した点を「AI提案」として出力。要約結果のワンクリックコピーボタンも追加されました。
  • ユーザー単語登録機能の拡張(2025年8月):固有名詞・専門用語を登録して認識精度を高める機能が強化されました(株式会社ALM ニュース一覧)。

「誤字脱字が多い」というレビューは、単語登録を行っていない状態での評価である可能性があります。自社の社名・製品名・業界用語を登録した上で精度を判断するのが公平です。

評判を読むときの注意

レビュー件数は14件と多くありません。平均4.36という数字だけで判断せず、自社と同じ会議形態(オンライン中心か対面中心か)のレビューを選んで読むことをおすすめします。

ポイント

総務省「令和7年版情報通信白書」(2025)によれば、企業で「メールや議事録、資料作成等の補助」に生成AIを利用していると回答した割合は日本で47.3%。生成AIの活用方針を定めている企業は49.7%(2024年度調査)で、2023年度の42.7%から増加したものの他国より低い傾向が続いています。社内ルール整備が導入の前提になる段階です。

Nottaや他ツールとどちらが良い?実効コスト比較表

結論は、定額内の単価ではAI議事録取れる君が最安級、超過単価では最も高い。恒久無料枠が必要ならNotta一択という反転構造です。この表の肝は、③定額内単価と④超過単価を分けて並べた点にあります。

項目取れる君 お試し取れる君 EP-10取れる君 EP-100Notta 無料Notta プレミアムRimo Voice
①月額(税込)1,518円6,380円51,700円0円月1,980円(Web版)要問い合わせ/従量課金型
②含まれる収録時間3時間/月10時間/月100時間/月月120分(1回3分まで)月1,800分(1回5時間まで)従量課金
③定額内の実効1時間単価約506円638円517円0円約66円従量
④超過時の1時間単価1,320円880円880円超過不可超過不可従量
⑤継続無料枠なし(7日間試用のみ)なしなしありなしなし
⑥話者識別対応(対面・ハイブリッド含む)同左同左対応対応対応
⑦ISO/IEC 27001取得(2023年10月27日)同左同左各社公表を要確認同左各社公表を要確認
⑧専用スマホアプリなし(ブラウザ対応)なしなしありあり要確認
⑨Teams連携の条件法人向けアカウントのみ同左同左要確認要確認要確認

※AI議事録取れる君の数値は gijirokukun.com 公式サイト記載値(2026年8月確認)。Notta・Rimo Voiceの数値は2026年7月時点・各社公表値をもとにした第三者調査メディアの整理によります。契約前に各社公式で最新値をご確認ください。

表の読み方:どこで反転するか

③だけを見ると、AI議事録取れる君のお試しプランは約506円/時で有力に見えます。しかし④に目を移すと1,320円/時で最も高くなります。既存の紹介記事はどれも③しか載せていないため、この反転が見えません。

Nottaプレミアムは月1,800分(30時間)を1,980円で使えるため、単純な時間単価では圧倒的に安く見えます。一方でAI議事録取れる君は要約の議題別出力やQ&A自動抽出、ISO/IEC 27001認証といった業務適合性で差別化しています。単価だけでなく「出力される議事録がそのまま社内で使えるか」で比べてください

選び分けの結論

  • 月120分以内・無料で完結させたい → Notta無料プラン
  • 収録時間が多く単価最優先 → Nottaプレミアム等の定額大容量型
  • 月3〜60時間・要約品質とセキュリティ認証を重視 → AI議事録取れる君 EnterpriseP-10
  • 月3時間以内で確実に収まる → AI議事録取れる君 お試しプラン
補足

AI議事録取れる君は翻訳にも対応しており、90以上の国と地域の発話を主要16言語に翻訳できます(公式サイト)。チーム機能は最大300チーム・1チームあたり最大300人まで。対応ブラウザはChrome/Safari(14.1.1以降)/Microsoft Edgeです。

セキュリティは大丈夫か?情シス審査を通すための確認項目

結論として、株式会社ALMはISO/IEC 27001認証を2023年10月27日に取得し、公式サイトでデータのAI学習不使用を明記しています。情シス審査の一次回答としては十分な材料が揃っています。

公式に明記されている対策

AI議事録取れる君 公式サイト(株式会社ALM)には、次の項目が明記されています。

  • ISO/IEC 27001認証取得
  • 入力データをAIの学習に使用しない
  • データ暗号化・通信暗号化
  • 多要素認証
  • 監査ログ
  • IPアドレス制限
  • シングルサインオン(SSO)対応

見積時に必ず確認すべきこと

これらの機能がどのプランで利用できるかは、公開情報だけでは整理されていません。特にSSO・IPアドレス制限・監査ログはエンタープライズ向け機能として上位プラン限定になっているケースが一般的です。

最安プランで稟議を通す前提なら、「契約予定のプランで、SSO/IP制限/監査ログ/多要素認証が使えるか」を書面で確認してください。ここを口頭確認で済ませると、導入後に上位プランへの変更が必要になります。

社内ルールとの整合

会議には顧客情報・人事情報・未公開の経営情報が含まれます。外部サービスへの音声アップロードが自社の情報取扱規程に抵触しないか、法務・情シスと事前にすり合わせてください。

特に、他社との会議を録音・文字起こしする場合は、相手方への録音の事前告知と同意取得を運用ルールに組み込む必要があります。技術的に可能かどうかと、社内規程・商慣行上許容されるかは別問題です。

注意

「データをAI学習に使わない」という記載は公式サイト上のものです。稟議資料に載せるなら、契約書または利用規約の該当条項を取り寄せて確認してください。サイト表記と契約条項が一致しているかの確認は、情シス審査で必ず問われます。

契約前7日間トライアルで必ず潰す9項目チェックリスト

結論は、7日間で全項目は試せないため、実行順を決めて初日から動くことです。以下の9項目を、根拠と検証手順つきで並べます。

#確認項目なぜ効くか(根拠)トライアル中の検証手順
1自社のTeamsが法人アカウントか個人アカウントは連携不可(BOXILレビュー)実際に連携設定まで進めてエラーが出ないか確認
2直近1か月の実収録時間を実測したか損益分岐計算の唯一の入力値過去1か月の会議を録音実時間ベースで集計
3対面会議のマイク構成は1人1マイクか会議室共有マイクか話者識別の成否を左右本番と同じ会議室・同じマイク配置で1回収録
4専門用語・社名・人名を単語登録して精度が改善するか2025年8月に単語登録機能が拡張登録前後で同じ音源を処理し誤字数を比較
5議題別要約とQ&A自動抽出が自社フォーマットに合うか2025年2月の要約アップデート内容実際の会議で出力させ、手直し時間を計測
6出力形式(Word/CSV/Markdown)が既存の共有フローに乗るか出力後の転記作業が残ると効果が半減出力ファイルを実際の共有先に投入してみる
7SSO・IP制限・監査ログ・多要素認証が契約予定プランで使えるかプラン限定機能の可能性がある営業担当に書面で回答をもらう
8「データをAI学習に使わない」旨を契約書面で確認したかサイト表記と契約条項の一致確認利用規約・契約書の該当条項を取り寄せる
9専用スマホアプリがない前提で外出先運用が回るかネイティブアプリ未提供(ブラウザのみ対応)スマホブラウザで実際に外出先収録を試す

7日間の日割り実行順

7日間は想像以上に短いため、順番が重要です。

  1. 初日:①②③を実行。Teams連携の可否と実収録時間、会議室での話者識別は、ここでNGなら以降の検証が不要になる「足切り項目」です。
  2. 2〜3日目:④⑤を実行。単語登録の効果と要約品質は、実際の会議データが必要なため早めに着手します。
  3. 4〜5日目:⑥⑨を実行。運用フローに乗るかの検証です。
  4. 並行:⑦⑧は営業担当への確認事項なので、初日にメールで依頼して回答を待ちます。
ポイント

①②③を初日に、④⑤を3日目までに。この順序を守れば、残り期間で判断材料が揃わないという事態を防げます。クレジットカード登録が必要なパターンでは、トライアル終了日をカレンダーに登録しておいてください。

やってはいけないNG対応

結論として、最も損失が大きいのは「旧価格で稟議を通す」「実測せずに最安プランで契約する」「相手方に無断で録音する」の3つです。

NG1:旧価格「月額980円」で資料を作る

公式サイト内に旧価格が残存しているため、うっかり引用しがちです。稟議承認後に実際の請求額が違うと、再申請になります。必ず gijirokukun.com の料金ページを確認日つきでスクリーンショット保存してください。

NG2:実測せずに最安プランで契約する

「とりあえず安いプランで」は、超過従量課金型のサービスでは最悪の選択になり得ます。月12時間使う組織がお試しプランを使い続けると13,398円/月、EnterpriseP-10なら8,140円/月。年間で6万円超の差になります。

NG3:相手方に無断で録音・文字起こしする

社外との会議を録音する場合は、事前の告知と同意取得を運用ルールに組み込んでください。技術的に可能であることと、商慣行・社内規程上許容されることは別です。トラブルになれば、時短効果を大きく上回る損失になります。

NG4:トライアルを個室で1人だけ試して判断する

静かな環境で1人が話した音源は、どのツールでも高精度です。本番と同じ会議室・同じマイク・同じ人数で検証しない限り、精度評価に意味はありません

NG5:録音停止のルールを決めずに全社展開する

停止忘れは全額が超過課金として請求されます。「会議終了と同時に停止」「月次で実績分数を確認」を運用ルールに明記してから展開してください。

まとめ

①最新料金を確認日つきで押さえる ②実収録時間を実測してプランを逆算する ③本番環境で精度を検証する ④社外録音の同意ルールを決める ⑤停止忘れ防止ルールを明文化する。この5点を守れば、導入後の想定外はほぼ潰せます。

まとめと次にやること

結論を再整理します。2026年8月時点の最安は「お試しプラン」月額1,518円(税込)/月3時間、超過は1時間1,320円。月6.7時間を超えたらEnterpriseP-10(6,380円/10時間)へ。月61.5時間超ならEnterpriseP-100です。

判断の核心は、月額ではなく超過込みの実効1時間単価で比べること。定額内では最安級でも、超過単価では最も高いという反転構造があります。恒久無料で使いたいならNottaなど別ツールが選択肢です。

次にやることは3つだけです。

  1. 直近1か月の録音実時間を分単位で集計する
  2. 本記事の計算式に当てはめてプランを確定する
  3. 7日間トライアルで①②③の足切り項目を初日に潰す
まとめ

議事録作成に年間319.6時間(キヤノンマーケティングジャパン 2023年2月21日発表)を費やしている現実に対し、DXが進んでいる現場は1.4%。数字で試算して足切り項目を潰せば、導入判断は7日間で完了します。

よくある質問

AI議事録取れる君に無料プランはありますか?

継続利用できる無料プランはありません。あるのは7日間の無料トライアルのみで、クレジットカード登録が必要なパターンもあります。恒久的に無料で使いたい場合は、月120分の無料枠があるNotta(1回3分まで・AI要約月10回/2026年7月時点)などの検討をおすすめします。

料金は結局いくらですか?2026年の最新価格を教えてください

2026年8月時点で、お試しプランが月額1,380円(税抜)/1,518円(税込)・月3時間、EnterpriseP-10が5,800円(税抜)/6,380円(税込)・月10時間、EnterpriseP-100が47,000円(税抜)/51,700円(税込)・月100時間です。旧「Personal 月額980円」は値上げ・改称済みですが、alm.ne.jp/gijiroku/ など一部ページに旧価格が残存しているため、契約前に gijirokukun.com の料金ページで最新値を確認してください。

主なデメリットは何ですか?

最大のデメリットは超過従量課金の高さです。お試しプランの超過は1時間1,320円で、定額内単価506円/時の約2.6倍になります。加えて、恒久無料枠がないこと、Teams連携が法人向けアカウント限定であること、専用スマホアプリが未提供であること、対面会議の話者識別がマイク構成に依存することが挙げられます(BOXILレビュー・公式情報より)。

評判・口コミの評価はどのくらいですか?

BOXIL SaaSのユーザーレビューでは14件・平均4.36/5.0です(2026年時点)。「精度が高い」「安い」「工数が減った」という評価が中心で、不満点は「Teamsは法人向けアカウントしか連携できない」「文字起こしで誤字や脱字が出る頻度が高い」「アプリ版が欲しい」などです。ただしレビュー件数は多くないため、2025年2月の要約機能アップデートや2025年8月の単語登録機能拡張以降の評価かどうかを確認して読むことをおすすめします。

セキュリティは社内審査を通せますか?

株式会社ALMは2023年10月27日にISO/IEC 27001認証を取得しており、公式サイトにはデータのAI学習不使用、データ暗号化・通信暗号化、多要素認証、監査ログ、IPアドレス制限、SSO対応が明記されています。ただし各機能がどのプランで使えるかは公開情報では整理されていないため、契約予定プランでの利用可否を書面で確認してください。また「AI学習に使わない」旨は、サイト表記だけでなく契約書・利用規約の該当条項で確認することをおすすめします。

対面会議でも話者識別は使えますか?

使えます。株式会社ALMのプレスリリース(2024年4月12日)により、ハイブリッド会議や複数人での対面会議でも自動話者識別に対応しました。ただし専用ボイスレコーダーの提供はなく、収音はPC・スマホ・外部マイクに依存します。1本のマイクを会議室で複数人が共有する構成では識別精度が落ちる可能性があるため、トライアル中に本番と同じマイク配置で必ず検証してください。

関連記事