まな先生解説
こころ質問
すい要点整理
補足
仕様は2026年9月24日に確認しました。OpenAIヘルプは本文を取得できなかったページがあり、検索結果の抜粋で確認しています。国内報道は本文を確認しました。画面の名前はアップデートで変わることがあります。
結論:業務の情報は4つの置き場所に分ける
| 置き場所 | 置く情報 | ほかの会話への影響 |
|---|---|---|
| 保存済みメモリ | 数か月変わらない好み・社内用語 | ほかの会話でも参照されることがある |
| プロジェクト(project-only) | クライアント別の資料・経緯 | 同じプロジェクトの中だけで参照 |
| カスタム指示 | 役割・文体・出力形式 | 通常の会話に効く(共有プロジェクトでは使われない) |
| 一時チャット | 一度きりの機密作業 | メモリを使わず、新しく作りもしない |
設定前に確認する3段階のスイッチ

- 個人の設定:「保存済みメモリを参照」と「チャット履歴を参照」は、それぞれ別にオフにできます(OpenAI Help Center「Memory in ChatGPT」)。
- ワークスペースの設定:Businessなどでは、ワークスペースのオーナーがメモリを使えるかどうかを管理します。オーナーがメモリをオフにすると、メンバーの保存済みメモリは削除されます(Memory FAQ (Business Version))。
- プロジェクトの設定:メモリを「デフォルト」にするか「project-only」にするかを選びます(Projects in ChatGPT)。
注意
運用中にワークスペースのメモリを止めると、メンバーの保存済みメモリが消えます。管理者は、切り替える前にメンバーへ知らせましょう。
仕事用に整える5ステップの設定手順
- 「設定→パーソナライズ→メモリ」から管理画面を開き、いまの保存済みメモリを確認します。顧客名・金額・個人情報が入っていたら削除します。
- 2つのスイッチをどうするか決めます。私用と仕事を同じアカウントで使うなら、「チャット履歴を参照」をオフにする方法があります。オフにすると、過去のチャットから記憶した情報は30日以内に削除される予定になります(Memory in ChatGPT)。
- クライアントごとにプロジェクトを作り、メモリをproject-onlyにします。名前は「A社_2026年10月LP改修」のように、相手と期間がわかるものにします。
- カスタム指示に共通の前提を書きます。例:「中小企業のマーケティング担当。敬体で結論から書く。比較は表、手順は番号付き。出典のない数字は使わない」
- 機密を扱う一度きりの作業は、一時チャットに切り替えてから始めます。切り替えボタンの位置は端末や画面の更新で変わることがあります。
迷いやすい情報の振り分け例
| 情報の例 | 置き場所 | 理由 |
|---|---|---|
| 社内用語「MQL=見込み度の高い商談候補」 | 保存済みメモリ | 長く変わらず、機密でもない |
| A社の商品名・納期 | A社用のproject-only | B社向け原稿への混入を防ぐ |
| 「敬体・結論から」 | カスタム指示 | 自分で書いた内容がそのまま使われる |
| 進行中の担当範囲 | メモリ(月1回確認) | 時点に合わせて書き換えられることがある |
| 見積もり金額・契約条件 | 入力しない/一時チャット | 社内規程の確認が先 |
| OpenAI社内評価の項目 | 2024年 | 2026年 |
|---|---|---|
| 過去の事実を正しく思い出す割合 | 41.5% | 82.8% |
| 好みに沿って回答する割合 | 31.4% | 71.3% |
| 時間に合わせて記憶を更新する割合 | 9.4% | 75.1% |
出典:ITmedia NEWS 2026年6月5日が報じたOpenAIの社内評価。第三者による検証値ではありません。
Dreaming以降に消し残さない削除手順
- 管理画面で、該当する保存済みメモリを削除する
- その情報を最初に話したチャットを、サイドバーの検索で探して削除する
- 新しいチャットで「A社について覚えていることを挙げて」と聞き、何も出てこないか確かめる(目安の確認で、完全に消えた証明にはなりません)
- それでも出てくる場合は、「チャット履歴を参照」をオフにする(30日以内に削除予定になる)
注意
削除した保存済みメモリのログは、安全確認やデバッグのために最大30日保持されることがあります(Memory in ChatGPT)。最初から入れないことが、いちばん確実な対策です。
立場別の設定例
| 立場 | 保存済みメモリ | チャット履歴の参照 | プロジェクト |
|---|---|---|---|
| 個人事業主(複数のクライアント) | 好みと用語だけ | オフも検討 | クライアントごとにproject-only |
| 中小企業(Business) | 管理者が有効にしたうえで使う | 社内ルールに従う | 共有プロジェクト(project-only固定) |
| 個人アカウントでの業務利用 | 私用と混ぜない | 私用が多いならオフ | 業務はすべてプロジェクト内で |




